「アクセンチュアは激務でヤバい会社なの?」
「アクセンチュアで採用されるための最低限の学歴を知りたい」と考えていませんか。
結論から述べるとアクセンチュアでは働き方改革によって残業時間は減りつつあり、以前ほどの激務な環境ではないようです。
またアクセンチュアに就職するには職種にもよりますが、ある程度の学歴が必要となっています。
そこで、本ページにおいて、現在のアクセンチュアにおける労働環境や就職するために必要な学歴、職種別・職位別の年収などについて、現場を知る人たちの声をもとに紹介していきます。
この記事でわかること
- アクセンチュアの職種別・職位別の平均年収
- アクセンチュアに就職するために必要な学歴
- アクセンチュアの労働環境に関する評判
- アクセンチュアの年収・エンジニア職に関する評判
もくじ
アクセンチュア【会社概要】
日本法人【概要】 | |
会社名 | アクセンチュア株式会社 |
URL | https://www.accenture.com/jp-ja/ |
本社 | 東京都港区赤坂1‐8‐1 赤坂インターシティAIR |
設立 | 1995年12月 |
従業員数 | 約18,000人(2021年12月1日時点) |
事業内容 | コンサルティング、システムインテグレーション事業等 |
アクセンチュアはアメリカ合衆国シカゴに本社を置く総合コンサルティングファームで、世界51ヵ国で事業を展開していています。
事業内容としては顧客管理、財務・経営、リスク管理、戦略、人材管理、ITの分野におけるコンサルティングを行い、IT分野ではシステムインテグレーション事業(SI)として、システムの設計、開発、保守・運用も手がけています。
アクセンチュアの年収について
アクセンチュアの給料形態は年俸制で、1年間の年収を12カ月で割った額が毎月支給され、それに加えて業績に応じたボーナスが年1回支給されます。
では、実際にどれくらいの年収があるのか、就職支援プラットフォーム『indeed』と海外の口コミサイト『glassdoor』に掲載している年収情報を紹介していきます。
職種別の平均年収
indeedに寄せられている職種別の平均年収は以下の通りです。
Indeed掲載の平均年収
- 戦略コンサルタント:1,188万円
- コンサルタント:848万円
- システムエンジニア:614万円
- 会計・監査:1,315万円
続いて、海外の転職専門の口コミサイトglass doorに寄せられている日本法人だけのアクセンチュアの職種別の平均年収を紹介します。
glass doorに寄せられているアクセンチュア日本法人の職種別の平均年収は以下の通りです。
glass door掲載の平均年収
- 戦略コンサルタント:917万円
- コンサルタント:706万円
- アナリスト:453万円
- システムエンジニア:433万円
- アプリケーションズ開発:501万円
参考:Accenture Salaries in Tokyo, Japan Area | Glassdoor
職位別の平均年収
続いて職位別の年収について紹介していきます。
indeedとglass doorに寄せられている職位別の平均年収は以下の通りです。
indeed掲載の年収
- マネージャー:1,239万円
- プロジェクトマネージャー:759万円
glass door掲載の年収
- マネージャー:1,107万円
- シニアマネージャー:1,897万円
アクセンチュアは実力主義なので成果を上げれば年収や職位も上がり、20代後半でマネジャーになる社員もいます。
手当・休日休暇
年俸とボーナス支給のほかに、手当として時間外勤務手当や深夜勤務手当、出張手当、住宅手当、交通費支給が支給されます。
また、休日は年間120日あり、土日祝日、年末年始、有給休暇、私傷病休暇、結婚・出産・忌引休暇が設けられています。
この他にフレックス制や在宅勤務制度も設けています。
福利厚生
アクセンチュアでは、退職金制度として社員の給与の5%を毎年拠出し、退職時に支払われる確定拠出年金制度が設けられています。
この他の福利厚生として株式を割引価格で購入できる制度や契約施設・ホテル等を割引で利用できる制度も設けています。
離職率
アクセンチュアに言及している口コミサイトやネット掲示板の中では「離職率が高い」といった声が多く見受けられます。
激務でついていけず退職するという感じではなく、会社から実質上のクビ宣告をされて退職する社員が多いようです。
アクセンチュアは外資特有の実力主義の会社であり、結果を残す社員はあっという間に昇格でき、結果が出ない社員はクビ宣告されます。
アクセンチュアの評価制度では相対的評価が用いられ、下位数パーセント社員は『PIP』という達成不可能な業務改善プログラムを突き出され、退職勧奨されるようです。
参考:外資で利用されるPIPは解雇のサイン? 退職勧奨への対応方法を弁護士が解説|ベリーベスト法律事務所
アクセンチュアに就職するための学歴・採用大学について
『リクナビ』の採用情報をみると、東大や京大、早稲田、慶応、一橋大学、MARCHと呼ばれる大学群、地方の国公立大学の学生・出身者が中心で、学歴を重視している印象を受けます。
さらに、アクセンチュアはITに特化したコンサルティングファームなので、情報工学系やコンピュータ工学系の学科出身者が有利です。
また、アクセンチュアでは新卒採用だけでなく中途採用も多く、中途採用ではITシステムの開発経験やコンサル経験が求められます。
アクセンチュアの年収に関する評判
続いて、アクセンチュアの評判について、有益だと感じる様々な評判コメントを紹介していきます。
アクセンチュアの年収に関しては「実力主義だから安定性がない」「クビのリスクがある割には年収が低い」といった口コミが見受けられました。
アクセンチュアは安定性がない
【54】給料はNRI>アクセンチュアでしょ。30歳で全員が1000万に到達するNRI、マネージャーにならないと1000万越えないアクセンチュア。
会社としての安定性はNTTデータ>アクセンチュア。不景気になるとコンサル案件が減っていく。
現にアクセンチュア内でアベイラブル人材が急増してるもんね。雇用の安定性すらない。。
踏み台にできること以外にメリットはない
【44】アクセンチュアはクビあるは給料そんなに高くないわで良いことないな、キャリアロンダリングで踏み台にする使い道くらいか
アクセンチュアとNRIの年収
【64】アクセンチュア:新卒(100%)年収500万→マネージャー(25%)年収1200万→パートナー(5%)年収3000万とか?
NRI:新卒(100%)年収450万→主任(100%)年収1200万→部長(10%)年収2200万
アクセンチュアの労働環境に関する評判
アクセンチュアの労働環境に関するコメントとして、良い評判では「業務改革によりホワイト企業化しつつある」、悪い評判では「クビになるリスクがある」「サービス残業がある」という口コミが見受けられました。
政府による働き方改革によってアクセンチュアの労働環境も改善されつつあるようです。ただし、成果を上げないとクビになるリスクがあるので、成果を上げるため、自主的にサービス残業する社員もいるとのことです。
最近はホワイト企業化している
アクセンチュアはここ数年の業務改革でかなりホワイト化しています。
サービス残業がある
【431】サービス残業が横行している(というか残業申請しづらい空気が蔓延している)ので、それが嫌で辞めた人も見ました。
自分も基本給+残業代で年収想定してたのて、思ったより実入りないなーと思ってます。
会社としても把握しているだろうに、勤怠登録時、毎回「私は自分の責任においてこの申請を行います、不当な残業指示はありませんでした」的な文言に同意させられるのが闇だなという感じ
パフォーマンスを発揮できなければ1年でクビ
パフォーマンスが発揮できないと1年でクビになる人もいます。
アクセンチュアは人を大切にしていないのでおすすめ出来ません。
行くなら短期で転職覚悟で行きましょう
定年まで働くことは難しいが、楽しく働ける
【426】定年まで続くことはかなり難しいけど、日系企業よりかは楽しく働ける。
スピード重視で自分の考えをしっかり伝えられれば、それなりに進められると思う。あとは上司と仲良くすることをオススメする。
クビになる条件付きの正社員
【509】アクセンチュアの正社員は、クビになる条件付きの正社員ですから。
アクセンチュアのエンジニア職に関する評判
アクセンチュアのエンジニア職に関する評判では「SIerとしてのレベルが低い」「開発未経験者が多い」といったコメントが見受けられました。
開発業務に携わりたいのであれば、SIerではなく自社開発企業に就職することをオススメします。
開発未経験者が多い
【213】アクセンチュアのエンジニア職は、20代はコンサルでもなければエンジニアでもない。
SEの見習いみたいな感じで大規模プロジェクトで設計書の納品したり、進捗管理したり、テストしたり。
ソースコード書かないから開発経験ない人も多い。
要件定義しないから業務コンサルも会議のファシリテーションも出来ない人多いし。
エクセルのショートカットは覚えるけど、パワポ書けないとかね。
レベルが低い
【277】アクセンチュアはコンサルとしてもSIerとしても最悪。
まぁ、このレベルでSIer名乗るのもねぇ。大手のシステムがわからないシステム部門を騙して侵食してが得意技。
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まとめ
以上、アクセンチュアについて解説しました。
アクセンチュアは外資系企業の実力主義で成果に応じて報酬が与えられますが、成果が乏しれば降格やクビになるリスクもあります。
若くして高収入を得たいと考えている方にはオススメの会社ですが、そうでない方は日系企業をオススメします。
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