「うつ病を患っていても就職Shopを利用できるの?」
『就職Shop』は社会未経験者向けの転職エージェントですが、うつ病の方だと利用できるのか気になるところですよね。
そこで、本ページでは、「うつ病でも就職Shopを利用できるのか」詳細をまとめ、うつ病の方が安心して使えるオススメ転職エージェントと合わせて紹介していきます。
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うつ病でも就職Shopを利用できる?その可否を徹底解説
結論から述べると、うつ病を患っていても就職Shopは利用できますが、紹介してくれる企業は少ないです。
就職Shopに登録している企業の求人は健常者向きで、週5日以上の勤務が可能な人向けとなっているので、うつ病の方には難易度が高い求人となっています。
また、うつ病を患っていると週5日以上の勤務は精神的な負担となり、欠勤リスクや短期間で辞めるリスクがあるので、企業側としては採用しにくいのが現状です。
うつ病を理由に断わられた人の声
こちらは、うつ病を患っている方が転職エージェントを実際に使ってみたTwitterの感想コメントです。
やはり、転職エージェントに断られている人は多いようです。
障害者枠での就職が気になり姪を見に行きがてら、3件ほど転職エージェントと面談してきました。
やはり、売り手市場と言われてもメンタル系には厳しいみたいですね…
電話面談だけだった某社からは、案内できる求人が無かったとメールが。
日系企業は特にメンタル疾患に厳しいと実感
colyさんは、転職エージェント経由で中途採用応募しようとしたら、うつ病を理由に応募すらできなかったからなぁ
実際、転職エージェント経由の求人なんかだと、うつ病の病歴のために応募すらできない求人も多々あったからなぁ……
今日都会に赴いて転職エージェントと面談だった。
転職回数多すぎでマイナス、うつ病の病歴でマイナス、正直言ってこの履歴書では正社員求人にエントリーするなら1社ぐらいしか紹介できない、
と言われ、紹介されたのが明らかに単身赴任を伴う飲料製造の仕事。しかも基本給16万。
転職エージェントに電話カウンセリングしてもらったんだけど、端的に言えば「うつ病治してから出直してこい」っていう主旨のことを言われたので、アッすいません…ってなった
転職エージェントを利用する際、最初に病歴について聞かれる事が多いので、どう回答するか決めておいた方が良いかもです
私はうつ病の事素直に言ったら書類がほとんど通らなくなりましたね
ただ言わない場合もそれなりにリスクがあって悩ましいです
転職エージェントが断る理由
『就職Shop』を含めた転職エージェントは、企業から紹介料を得て事業が成り立っており、求職者が採用されると企業側から年収の30%分の報酬が入ります。
企業側からすると、高いコストを支払っているので、やはり、『長期的に働ける人』や『総戦力になる人』を採用しがちです。
うつ病を患っていると、短期間で辞めるリスクが高いので、採用したくない企業が多い傾向にあります。
ただし、企業の中には、うつ病を含めた精神疾患をお持ちの人を採用している会社もあります。
転職エージェント利用できた人の声
こちらの方は、うつ病が快方に向かっている理由から「転職エージェントに求人を紹介してくれた」とのことです。
うつ病が治りつつあると、採用する企業の幅も広くなります。
うつ病に理解がある会社してくれることになった
業界専門の転職エージェントに登録して、ヒアリングを受けた
そこで俺がうつ病だったこと、現在快方に向かっていることを包み隠さず伝えた
アドバイザーも現状を分かってくれたし、うつ病に理解がある会社を探して紹介してくれるみたいだ
医師の就業可能診断書も必要あらば用意しないと
うつ病を隠す「クローズ就労」はトラブルになるリスクがある
うつ病を隠して転職活動を行う「クローズ就労」も可能ですが、就職後のトラブルになることがあるので、辞めた方がよさそうです。
こちらのツイートは「就職後、半年で辞めようとしたらトラブルになった」という内容です。
求職者が採用された場合、採用した企業が転職エージェントに数十万円の紹介料を支払うので、短期間で辞めるとトラブルになることもあります。
クローズ就労だと後々トラブルになることがあるので、うつ病を患っていることを事前に告げる「オープン就労」をおすすめします。
転職エージェントを仲介して入職したので、かなりの金がかかってるんだよ、半年で鬱で辞めるとか契約違反って言われた。
長く働くのが条件だったのにって契約書なんて交わしてもないけど言われた。
私はエージェント代を支払わなきゃなの?
「オープン就労可能」おすすめ転職エージェント【6選】
「うつ病だと転職エージェントに断られる」とお伝えしましたが、オープン就労でも紹介可能な転職エージェントもあります。
そこで、ここから、オープン就労でも求人を紹介してくれる転職エージェントを紹介していきます。
また、転職を有利に運ぶためのスキルアップができる就労移行支援サービスも紹介しているので、参考にしてみてください。
リクルートエージェント
『リクルートエージェント』は、転職支援実績No.1の転職エージェントです。
日本最大級の求人数を有しており、うつ病の人に理解を示している企業の求人も有しています。
マイナビエージェント
『マイナビエージェント 』は、リクルートエージェントほど求人数を有していませんが、満足度が高い転職エージェントです。
また、首都圏・関西エリアの求人が多く、全業種の求人を有しています。
doda
公式HP:https://doda.jp/
『doda』は、人材大手パーソルキャリアが運営する転職エージェントです。
リクルートエージェントと同様に日本最大級の求人数を有しています。
dodaチャレンジ
公式HP:https://doda.jp/challenge/
『dodaチャレンジ』は、doda運営の障害者専門の転職エージェントです。
障害者の転職に対する知識が豊富なキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。
また、うつ病の方も利用できる就労移行支援サービス『ミラトレ』を運営しており、利用者からの評価が高いサービスを提供しています。
関連 dodaチャレンジ「断られた」評判からわかる利用注意点を徹底解説
アットジーピー
公式HP:https://www.atgp.jp/
『アットジーピー』は、障害者雇用の大手ゼネラルパートナーズが運営する転職エージェントです。
業界No.1の求人数を保有しており、障害者の転職に知見があるキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。
また、アットジーピーでは、障害者の再就職を支援する就労移行支援サービス『atGPジョブトレ』も運営しており、数カ月~1年かけて就職に有利なスキルを習得することができます。
関連 アットジーピー「断られた」「新卒もOK」評判・特徴について徹底解説
障害者バンク
公式HP:https://syogai-koyo-bank.com/
『障害者雇用バンク』も同じく障害者専門の転職エージェントです。
障害者の転職に精通したキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、うつ病の方も安心して利用できます。
スキルが身に付く!おすすめ就労移行支援サービス【2選】
すぐに就職せず、うつ病を治してから就職する選択肢もあります。
就労移行支援サービスは、障害者のための職業訓練校のようなサービスで、就職に必要なスキルを身につけることができます。
そこで、ここでは、『atGPジョブトレ』『ミラトレ』と同じく、おすすめな就労移行支援サービスを紹介します。
リタリコワークス
公式HP:https://works.litalico.jp/
『リタリコワークス』は障害者雇用のパイオニアであるリタリコが運営する就労移行支援サービスです。
様々な障害を抱える方の支援を行っており、うつ病の方の再就職に向けて、一人ひとりに寄り添ったカリキュラムを組んでくれます。
ココルポート
公式HP:https://www.cocorport.co.jp/
『ココルポート』は累計2,400名以上の方の就職をサポートしてきた就労移行支援サービスです。
首都圏を中心に全国に事業所を展開しており、うつ病の方も安心して利用できるサービスです。
まとめ
以上、うつ病を患っている方も就職Shopを利用できるのか、可否を紹介しました。
うつ病の方も『就職Shop』を利用できますが、求人数が限られるので、あまりオススメはしません。
なので、障害に理解のある障害者専門の転職エージェントや就労移行支援サービスを利用するほうがいいでしょう。
5.00
まじめな、人生。